no more tears no crying / POLYSICS FAN Blog

POLYSICS FAN Blogです。はてなダイアリーからお引越し。

2/20 音楽と人200号記念 「MUSIC and PEOPLE VOL.8」@Zepp Tokyo

このイベントが告知されたのは12月上旬。その時の様子はこちら(既に懐かしい)
http://d.hatena.ne.jp/shizu1002/20101202
発表された当初は「なんだこの私の為のようなイベントは!?」と目を疑いましたが(笑)いやぁ…夢じゃなかったね。何故このチョイス??とも疑問でしたが、編集長の見解としてはこんな感じ。

一見して、どこに接点が?と思うかもしれませんが、個人的にある部分で非常に近しいところがあると思ってます。あと、まったく毛色が違うように思えるバンドを見てほしい願いもあります。

これ見て、今回の狙いはちょっとだけ分かったような。しかしどんなイベントになるか、全く想像つかないなーなんて思いながら、あっという間に当日が来てしまったよ。
BUCK-TICKPOLYSICSも大好きな私だけど、今まで全く接点はありませんでした。
同じフェスの別日に決まっただけで嬉しかったくらいなのに。同じトリビュートアルバムに参加してるだけで嬉しかったのに。それがこんな、いきなりこんな近付いちゃってビックリドッキリ!!

そんな訳で、行ってきましたZepp Tokyo。LIVEもLIVE以外も(編集長の打ち上げツイートも含め(笑))全部まるまる楽しい一日だった。ありがとう、音楽と人
何気に音楽と人主催イベントに行くのは2回目だったりするわけで、そう考えるとやっぱ私は「音楽と人」寄りなのかもね。
そんな訳で異常に長いよ(笑)!レポじゃなくて個人的な感想文ですよ!

毛皮のマリーズ

やはり年功序列でトップバッターが毛皮のマリーズ。このイベントが発表されて数日後にはCD聴き始めてました。つっても、それ以前にスカパーでPVがよく流れてたので、曲は結構知ってた。
少し懐かしく感じる音楽は多分、B-TファンにはPOLYよりもマリーズのが受け入れやすいんじゃないかなぁ…なんて事も思ってた。実際、私もちゃんと聴いたらハマりそうな気がして、敢えて今まで聴いてなかった気もする。
んで、最新アルバムならこれを予習するべきだろうと買った「ティン・パン・アレイ」が超名作で!
しかしこのアルバムからの曲はLIVEでは演んないと告知済みなんだよね(どーん)。
そんな、初めて見た毛皮のマリーズのLIVE。一言で言うと「最高」でした。
大好きなB-TとPOLYに加え、もう一つのバンドがこのバンドで良かったなぁ…なんて思ったり。
今回のイベント、各バンドそれぞれ緊張してた印象だけど、志磨君もそんな感じだったな。
マリーズはメンバーもそれぞれ個性的でカッコイイね。演奏も良い。
志磨君がドラム叩いてたのも印象的でした。おニューのギターもステキ。
あと、志磨君のMCも凄く印象的で、この3バンドの中で一番MCは良かったかも。
「私とあなたとの間に距離があるならば、音楽なんて何の意味も持たない。音楽のバカバカバカ」
音楽が人を結ぶって素敵ですね。グッときました。
毛皮のマリーズ」(アルバム)で一番好きだったのがヒロティが歌う「すてきなモリー」だったんだけど、LIVEで聴けて嬉しい。歌詞に合わせて志磨君がヒロティの耳をかじってたのも印象的(笑)。
ちゅうかヒロティはセクシーでクールビューティーで可愛いねぇ!
ヒロティ側で見てたので、結構志磨君よりヒロティを見ちゃったよ。
男性バンドに混じる女性メンバーも多々いるけど、ヒロティみたいなタイプはあまり他で見かけませんね。
最後に志磨君「ここで個人的な事ですけど、音楽と人で大好きなカメラマン(アラーキー)に撮影してもらいました。感謝してます」なんて事を。
これですね。

音楽と人 2011年 01月号 [雑誌]

音楽と人 2011年 01月号 [雑誌]

持ってるけど、記事も濃厚で良い巻頭特集でしたねぇ。これ読んで、音人はマリーズかなりPUSHしてるんだなーと思った。
LIVEはキラーチューンをガンガン演奏してた感じで、B-TファンにもPOLYファンにも好評だった印象。
正直、こんな良いLIVEの後がPOLYって大丈夫かしら?とちょっとだけ心配にもなった(笑)。頑張れリーダー!
いや、ポリのLIVEの強さは知ってるんだけどね。そんくらい、良いLIVEだったって事ですよ。

毛皮のマリーズ Setlist
01. BOY
02. ボニーとクライドは今夜も夢中
03. DIG IT
04. ハートブレイクマン
05. BABYDOLL
06. ビューティフル
07. すてきなモリー
08. Mary Lou
09. コミック・ジェネレイション

POLYSICS

いつものシンセ、いつもの機材が続々と運ばれ、いつものスタッフさんの顔を見つけると、ああ、POLYのLIVEだなぁ、と安心する。
Heavy POLYSICKのSEと共にメンバー登場。ハヤシ君いつもの両手にVサインでいえーい!気合い入れてポーズ。
そこからBUGGIE TECHINICA! 今日は初めてポリ見る人が大半だし、やはりこの曲だね。ボコーダーの音が若干聴こえにくかったようにも感じたけど、この曲で一気に空気が変わりました。ハヤシ君DEVOチョップでフロアを煽る煽る。テンションアガルアガル。早速前方はモッシュまみれ! 多分びっくりしたB-Tファンも大勢いただろうなぁ(苦笑)。
そこから「How are you?」「Young OH! OH!」と激しい曲が続く。前方フロアにいたので、結構もみくちゃ(笑)!結構アウェイな予感がしてたけど、ポリが始まるとちゃんとポリの空気になってました。
トイストイス!こんばんは!POLYSICSでーーーーーす!」と、いつものご挨拶から始まり「音楽と人200号おめでトイス!えー…POLYSICS音楽と人にはいつもお世話になってますね。これからもよろしく!」とかなんとか。昨年のポリの単行本の話とかするかな?と思ってたんだけど、しなかったね。
「今日は音人ならではのメンツで…凄いですよね。ねぇ、凄いと思いません?」とお客さんに問いかける。一人が「そうですね!」と返すと「森田…森田一義アワー(笑)!」とハヤシ君。なんと言うか、そんなMCが若干固い…(笑)明らかにハヤシ君が緊張してるのが伝わってくる。

ここから意外にも「Eye Contact」!!!! Absoluteダークな選曲で照明もクールな感じに。よくよく考えたら去年見たART-SCHOOLとの対バンのセトリと近いかな?とも思ったけど、それでもやっぱり、この日はちょっとイベント(客層)を意識した選曲なのかなー?なんて思ったり。
このイベントで聴くEye Contact、カッコ良かった! ハヤシ君のシンセさばきはやっぱり可愛いと思ってしまうんだけど(笑)このCOOLなサウンドが大変心地良い。そこからFirst Aidの流れも大好き。
「むぎゅ!」バイザーを一瞬上に外すいつものポーズも可愛い。
ここで「新曲いきまーす!」って言うから、てっきりダバダバかと思ったら「Don't Cry」!。おお、ここで聴けるとは思ってなかったから嬉しいなぁ! 前半フミちゃん、後半ハヤシ君が歌うって感じですかね。サビはタイトルを連呼してて覚えやすい。曲調もこのセトリに合ってる感じ。
そして「機械食べちゃいました」。フロアはまーた激しい感じに(笑)。POLY流インダストリアル。この日はほんと、POPな曲よりこういうCOOLな曲を多く選曲してきたって感じだな。

今日はPOLYを初めて見る人も多いので、トイスの説明タイムも。
トイスとはPOLYSICSが考えた新しい挨拶です。色んな使い方ができるので、挨拶とか乾杯の時とか…ほら!タクシー止める時とかね!(会場微妙な反応)是非使ってみてください! 教習所とかね(笑)!」
なんか…若干たどたどしいなぁ…なんて思いつつ、ハヤシ君頑張れ!なんて思いながら見ちゃいました。
後はもうすぐアルバムが発売される事、そして全国ツアーが決定した事!を発表。やっぱり今日が解禁日だったか〜!そろそろだろうなって思ってたんだ。

そして、やーーっと聴けた噂の新曲「Let's ダバダバ」。各方面から絶賛の嵐だったけど納得。すんごい覚えやすいキラーチューンですね。手拍子も楽しい。ヤノ君の「レッツ!」も楽しい。もうサビは歌えちゃうよ。そんくらいキャッチー。
新生POLYSICSの新しいキラーチューンになりそうですね。ツアーでも盛り上がるだろうなぁ。
「知ってる人も知らない人も、カジャカジャグーと叫ぼうぜー!」とカジャカジャグー。ここでフミちゃんも前方へ出て来て煽る煽る。そこからシーラカンスでフロアは最高潮。私の付近でもダイバーがいましたね。
今日はイベントだからダイバーはいないだろうなんて思ってたんだけど、いましたねぇ(笑)
最後の「Shout Aloud!」が終わると「音楽と人200号おめでトイス!」と再度お祝いの言葉を叫んで、メンバー退散。
1バンド50分でイベントにしては比較的長めの持ち時間だったけど、ポリはほんと早く感じました。ハヤシ君も緊張してたけど、私も3バンドの中でポリが一番緊張した(笑)。
なんせこの日は圧倒的にB-Tファン多しだったからね。
いつもよりアウェイな雰囲気たっぷりだったけど、それでもこの環境でもちゃんとPOLYSICSのLIVEが出来てた事が嬉しい。やっぱりポリはこのテンションとスピードじゃなくっちゃ!
ハヤシ君から見たフロアはどんな感じだったのかな。
POLYを初めて見たお客さんが大勢いたと思うけど、きっとこれから先に繋がるような、そんなLIVEになったんじゃないかな。そうだといいな。

Polysics Sstlist
01. Heavy POLYSICK
02. BUGGIE TECHINICA
03. How are you?
04. Young OH! OH!
05. Mach肝心
06. Eye Contact
07. First Aid
08. Don't Cry
09. 機械食べちゃいました
10. Let's ダバダバ
11. BEAT FLASH
12. KAJA KAJA GOO
13. シーラカンスイズアンドロイド
14. Shout Aloud!

BUCK-TICK

POLYが終わると、ここで一気に前方フロアはお客さん入れ替わり(笑)。
BUCK-TICKとしては、現在ツアー中の合間の唯一のイベント出演。
POLYは(多分マリーズも)イベント出演はかなり多いバンドですが、B-Tは昔より増えたとはいえ、やっぱり少ないから貴重だよね。
去年夏のGREENSイベントはB-Tファンが少なくて若干アウェイでしたが(笑)、この日は圧倒的にB-Tファン多し。とは言ってもB-Tを初めて見るお客さんもたくさんいる訳で。ツアーとは違う緊張感がありますね。
つってもまだツアー見てない私には、ツアー初日のような新鮮さがありましたよ。
偶然、久々に再会したエイコさん(今井側にいると大抵誰かに会えるw)から「今回の今井さんヤバイよ!素敵ですよ!」なーんて言われてたんだけど、それはそれは…既にブログで写真を見てたのに、それを遥かに超える素敵さでした。目がずっとハートマークだった(笑)。
やっぱり今井ちゃんはLIVEが一番カッコイイ。髪をバッサリ切って、まさに王子様(笑)みたいな姿に釘付けでした。いや、もうヤバイ! なんなの、年末のギャルからこの変わりよう。10歳は若く見える!(大真面目)
参考までに昨年末の今井ちゃん→http://blog.buck-tick.com/blog/?p=2621
 
初めて聴くSE(どうやら今ツアーのSEのようで)からメンバー登場。分かってはいたけど、同じステージなのに今までと空気が全然違う(笑)。
今井ちゃん、最初はサングラスして登場。ぎゃー!このオプションだけで、ヤバイ。なんだろう、この血流がアガル感じ。ヤバイヤバイ。
1曲目の独壇場BeautyはLIVEハウスに絶対合う!と思ってたから楽しいな〜。掛け合いも楽しい。
しかしもう、今井ちゃんがカッコ良すぎて…クラクラしながら見てた(笑)。クラクラしてたので、あっちゃんからの聖水はありがたい。(いや、マジこれ助かるのよ)

3曲目のイントロでどっきり。このイントロは…まさか!?の「Madman Blues」! おぉっ〜久々だな〜!大好きな曲だよーーー!
今井ちゃんがブログに書いてた懐かしい曲ってこの曲だったのかなー? 嬉しい! いつ以来か思い出せないけど、結構久々。今井ボイスにメロメロ(笑)。あっちゃん、歌う今井ちゃんにちょっかい出してみたり。
演奏も今回のツアー用に少しアレンジを変えてた印象。いいな〜、カッコイイな〜!!!!
BUCK-TICKのツアーの魅力の一つは、毎回こうやってLIVE定番曲じゃない昔の曲をちょいちょい入れてくるところ。
それが結構、あっ、この曲やってくれるんだ!みたいなね。こういうのがあるから、長く見てるファンも飽きないんだな。
ジャンゴー!も当然盛り上がります。やはりLIVEハウスにラズダズの曲は似合うね。
そしてLIVEハウスで聴く「羽虫のように」もまた良い。
セトリとしては、最新アルバム中心にメメモリ曲多しって感じかな。後半のメメモリからの選曲もカッコよかったな。今井ちゃんも、イベントを楽しんでる感じがしました。結構フロア全体をよく見てたよね。

3バンドのボーカルの中ではあっちゃんが一番落ち着いて見えたけど、それでもイベントでいつもと違うお客さんってのをちゃんと意識したMCでしたね。
音楽と人…200号?おめでとう!みんな音楽が好きでしょう?」とかなんとか。
本編ラストは真っ赤な夜で〆。


毛皮のマリーズPOLYSICSの分もアンコールさせていただきます」
あっちゃんのこの一言で、ああ、アンコールはB-Tのみなのね…と思ったり(笑)。
これには、まぁ正直、ちょっとだけ期待しすぎました(笑)。このチャンスを逃したら、きっともう二度とないだろうに…!!!!
とはいえ、でもまぁこうやって3バンドが競演するだけでも凄い事だし、まったく面識のないミュージシャンが、いきなりイベントでセッションはちょっと難しかったかもしれないね。特にB-Tはツアー中でしたし。

あっちゃんが拡声器持ってる! …て事は…と妙に嬉しくなる。
いえ、何故か私の周囲のPOLYファンの間でこの曲が話題になってたので(笑)。(あの振り付けが印象的らしい。でしょでしょ)
「5 for MUSIC & PEOPLE  5 for POLYSICS  5 for 毛皮のマリーズ♪」
なんてあっちゃんが歌ってたそうですが、私は気付いてなかった(爆)←大事なところでけっこう鈍感な私。(今井ちゃんに夢中だったからなんて言えないよ絶対)
最後はDIABOLOで宴の締めくくり。このイベントが全て夢物語だったかのような。いい〆でしたね。
今井ちゃんが去り際に親指立ててグッ!とポーズ。キャ☆
やっぱこのツアーの今井ちゃん、ステキすぎるぞー!(結局)

BUCK-TICK Setlist
01. 独壇場 Beauty -R.I.P.-
02. Baby,I want you
03. Madman Blues- ミナシ児の憂鬱ー
04. Django!!! -眩惑のジャンゴ-
05. 羽虫のように
06. 狂気のデッドヒート
07. Tango Swanka
08. memento mori
09. Jonathan Jet-Coaster
10. 真っ赤な夜
EN
11. Iconoclasm
12. DIABOLO

終わって一気に放心状態。3バンド共結構ガッツリ見れたので、イベントとしては比較的長く濃厚なLIVEが見れたので結構満足。
それぞれのバンドが、ちゃんとバンドのカラーを魅せた、いいLIVEをしてましたね。
そして、これほどまでに、見たお客さんそれぞれが色んな感想を持つイベントも珍しいんじゃないかと。
でも、こういう対バンも面白いよね。フェスでいつも顔を合わせてるようなバンドの対バンとはまた全然違う。
でも一見、音人ならではの節操ない組み合わせに見えるけど、やっぱり何か通じるものがあるように感じたよ。単純にルーツが似てるとか、そんなんじゃなくて。もっとバンドとしての姿勢とか、精神的な部分とか。あくまで個人的感想ですけど。
ちゃんと意味のあるイベントになったんじゃないかな。
今回に関しては、金光編集長の発案にとても感謝してる。やっぱり、音人だからこその組み合わせだったと思うから。

個人的には、間違いなく一生忘れないLIVEの一つになったし、もの凄い緊張もしたし(笑)、なんというか、あぁ私、このバンドを好きになって間違いじゃなかったな、なんて。
そんな事も改めて思ったり。
そして多分これからも。BUCK-TICKPOLYSICSは私にとって大切なバンドであり続けると思う。
そうだといいな。

しかしね、こんな日が来るなんて夢にも思わなかった…よ。
http://blog.excite.co.jp/polysicsblog/14948104/
凄い2ショットだよ。私の大好きな二人だよ!? 今まで全く接点のなかった二人だよ!?
ハヤシ君の緊張感がすんごい伝わってくるけど(笑)
後は「音楽と人」来月号が楽しみです。どんくらい載るのやら。