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3/21 POLYONSEN〜なんば肝心 どやどやどや


POLYSICSと関西のイベンター清水音泉の共同企画POLYONSEN。こりゃ楽しいに決まってる!

入り口には「ゆ」の字ののれん。場内の壁に清水音泉のうさぎのマーク。
そしてステージ中央にはPOLYONSENのロゴマーク入りのフラッグ!
いつもと違う雰囲気たっぷりで風景だけでテンションあがります。

POLYONSEN Tシャツとポスターの売上を全額寄付するとの事でしたが、LIVE始まる前に完売。さらに募金箱も設置されてました。
えーと…ホルモングッズを買う為に早くから並んでた腹ペコちゃん達が大勢いたので(^_^; グッズで長時間並んだのは久々でしたわ。一応無事、目的のグッズは買えました。それとは別に募金も。私が出来る事を少しずつ、ね。

レイザーラモンRG

入浴宣言はOTODAMAでもお馴染み、レイザーラモンRG。キャンセルになったOKAMOTO'Sの代わりがRGだと思ってる人が多いけど、それより前からRGの名前は発表されてたよね。ただ、当初の予定より時間が延びたんじゃないかとは思いますが…(笑)
でも私、OTODAMAを最初から見た事はなかったので(OTODAMAの入浴宣言もRG)、実は結構楽しかった。

こんな感じで。それ以外にお得意のF1の歌(Tスクエアのやつ)と、イエモンの「JAM」に乗せて歌舞伎あるある。「歌舞伎役者は、隠し子がいるイメージが拭いきれない!拭いきれない!拭いきれない!」とかとか(笑)。
会場は地味に盛り上がってたような。「俺は前座だからそんな盛り上がんなくていいんだよ!」と、わりと謙虚なRG君。あとはLIVEでの諸注意の説明なんかも。まぁ「モッシュ・ダイブなどの危険行為は禁止です」つったところで、ホルモンが出る限りそれは無理だろうな…と覚悟はしつつ。

で、そんなRGタイムの終わりに、なんとヤノ君が登場(笑)!「トイストイス!」とご挨拶の後、RGに耳打ちして説明。
ナヲちゃんがリハ中に壊したシンバルを今からオークション!その売上も募金するとの事。おお〜〜!シンバルには出演バンド全員のサイン、更に裏にはナヲちゃんからのメッセージ!どんな感動的なメッセージかと思いきや「ヤフオク禁止!」大事なことですね、ナヲちゃんナイス(笑)!
1円からスタートしたオクは「3000円」であっさり決着(笑)。「時間の関係があるからね!」とRG。
※画像は終演後に落札した方から写メらせていただきました。

N'夙川BOYS

楽しかった。見た目のインパクトもバッチリ。LIVEも個性たっぷり。とにかく凄かった。
LIVE前「…バンド名、なんて読むの?」なんて言ってた私ですが(…)かなり楽しめたよ。
キンブラのメンバーがいるバンドとは聞いてたけど、また全然違いますね。ボーイズなのに女の子いるし(笑)。しかも曲ごとにメンバーがパートを入れ替わるという斬新さ。
最初はリンダちゃんがドラム&ボーカルだったのが、マーヤがドラムになったり。
震災についての事も語ってました。この時期にLIVEする事に迷いがあったけど、ギターウルフと対バンして、セイジさんの言葉を聞いて気持ちが変わったとか。
「リンダ!」「なぁに?マーヤ」この二人のやりとりも面白かった。
熱いんだけど、どこかゆるさもある感じが、清水音泉らしいなーと。そんな印象。
いいもん見れました。
そして最後にまさかの夙川BOYS生演奏による、RGとリンダちゃん(鬼奴役)のバービーボーイズ「目を閉じておいでよ」!!!!まさかのサプライズ!!!!テレビでいつも見てるやつだー!と、テンションあがるあがる(笑)!!!!これもいいもん見れました。

マキシマムザホルモン

なにげにホルモンのLIVEはこれで3度目なのです。全然初心者ではないです。
でも、いつも後ろの安全なとこで見てたので、最前で見るなんてめったにないチャンス(笑)頑張って見てきたよ。圧が凄いよ圧が!!!! ヘドバンするつもりなくても後ろからの圧で自動ヘドバンになっちゃうカオス(笑)。後ろからガンガン人が飛んでくるし。(わりと同じ人が何度も飛んでたけど)
熱いねー、ホルモン。ホルモンとしてもナヲちゃんが復活してから、まだそんなにたくさんLIVEしてないし、前週の名古屋のLIVEが中止になっちゃったし、腹ペコちゃんも待ちに待ったLIVEだったのかもね。
久々に見たホルモン、ナヲちゃんの髪がだいぶ伸びたなーなんて思いつつ。
いきなりメガラバで熱い熱い。新曲発売前だったけど、新曲はやんなかったね。わりと定番曲多しだったような。しかし時間が経つのも早かったな。ほんとあっちゅうまだった。
ナヲちゃんは2回くらい曲が終わると「ありがトイス!」と(笑)。
「お前どさくさに紛れてトイスって言ったやろ!」とダイスケはん。
「多分ポリよりトイス言ってるよ。あの人たち普段、全然トイス言ってないからね」とお約束のネタも(笑)。
「日本では世界最大級の事が起こって、福島でも世界が注目する世界最大級の事が起こってる。ここ、なんばHatchでも世界最大級の事を起こしたらええんちゃうかー!?」とダイスケはん。
ナヲちゃんも「うちらに出来る事、たくさんあるからね!分かってる!?」とかなんとか。
最後は恒例の恋のおまじないをしてFで終了。ホルモンはいつ見ても楽しいなー!しかし体力の消耗がハンパない。ポリ前にかなり体力使ってしまった。ヤバイ。

恋のメガラバ
シミ
ぶっ生き返す
爪爪爪
ジョニー・ママミヤカリフォルニア
チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンヌルルレロレロ
包丁ハサミカッターナイフドスキリ上原
人間エンピ
(恋のおまじない)
F

POLYSICS

ホルモンで恐ろしい程の圧迫感だったけど、機材転換になると若干ゆとりが。ふう。とはいえ、全てのお客さんがトリのポリを熱く迎えてました。この日のなんばHatchは、終始いい雰囲気でしたね。
選曲としては、特にサプライズ的な曲はなく。でも、新譜の曲は関西初披露だもんね。
AX行ってない私には新鮮な新曲たち。楽しかった!AXのUstも忙しくてまだほとんど見てないもんで。
先週は東京ではずっと節電節電言われてたし、もしかしてリハする時間も少なめだったのかもな…なんて事も想像してみたり。
ハヤシ君は特別なライブって感じで、最初から若干飛ばしめだった印象。(これはわりといつもか(笑)?)
わりとしょっぱなで靴ひもがほどけで、結び直すハヤシ君。「広島でもそうだったんだよねー」と突っ込むフミちゃん。ちょっと会場が和む。
「Bleeping Hedgehog」はアルバムでもそうだけど、掴みににバッチシな曲ですね。ツアーももしかしたらこのオープニングかもなぁ?
Mach 肝心」ではこのイベントらしく「マッハ肝心ギュンギュンギュン!」の部分を「なんば肝心どやどやどや♪」とハヤシ君歌って、会場がわく(笑)。

今回のアルバムで特に好きな曲の一つが「Smile to Me」だったりする。なんというか、ハヤシソングだなぁ…と(なんだそれ)そんな印象の曲。ギターの感じも好き。LIVEで聴けて嬉しかったです。
「Much Love Oh! No!」のヤノ君渾身の「Oh! No!」もいい感じでした。このへんはツアーでも楽しみだな。
ヤノ君のトイスの声が裏返ってたのは会場が和みました(笑)

MCはニューアルバム発売の事、POLYONSEN出演バンドとスタッフへの感謝の言葉、そして「開催できて良かったー!」と本当に嬉しそうで。
このイベントは、ハヤシ君のこの言葉が全てかもしれない。前日のインストアイベントが中止になり、このLIVEも開催か中止か、ファンの見えないところで色々話し合われてたんでしょう。
私も本当だったら、一週間前にもここ、同じなんばHatchBUCK-TICKのLIVEを見てる予定でした。さすがに震災翌日という事もあり、LIVEは延期になりました。
だから、このイベントもどうなるかは、ギリギリまで分からないなぁ…と覚悟はしてました。
結果、OKAMOTO'Sはキャンセルになってしまったけど、今、LIVEをやる事もキャンセルする事も、どちらも勇気がいる事で、どちらも間違いではないと思う。
私ら参加者は、その決断に従うだけ。
それでも、ポリにとっては特別な企画イベントだったし、開催できて良かったと思う。

「西の元気を届けよう!自分達が出来る事をやります。Tシャツも完売ありがとう!……あっ、ありがトイス!」と、素で「トイス」を忘れるシーンも(笑)。
「募金はうちらが責任を持って届けるから!」と頼もしいフミちゃん。
ハ「ファイトイス!」
客「ファイトイス!」
ハ「ファイトイス!」
客「ファイトイス!」
と、ファイトイスをみんなで叫ぶシーンも。いつも活字にしてた言葉だけど、こうやって大きな声で叫ぶと、凄く元気が出た。ファイトイス!いい言葉だね。
このタイミングでLIVEをやるからには、やっぱりこの日本での大きな出来事を無視するわけにはいかないもんね。こういう時、トークが上手なボーカリストなら、きっと熱いメッセージを切々と語るんでしょうけど、ハヤシ君はそういうのは得意ではない事はファンはよく知っている。
今、自分たちが出来る事をやろうとする姿勢はちゃんと分かってるから。ちゃんと気持ちは伝わってるよ。ファイトイス

アンコールの「Let's ダバダバ」はこの日も大盛り上がり。曲を知らない人でも盛り上がれる、強い曲だな、と思う。こういう曲が今の新生POLYSICSには必要だった気がする。
そして3人での「Electric Surfin' Go Go」を初めて聴く。イントロ等のアレンジも少し変わってましたね。好きです。着実に、新しいPOLYSICSが出来上がってるね。
最後はマイクを通さず「トイストイストイス!おやすみーーーーーー!!!!」と、めいっぱいの生声でご挨拶。ハヤシ君らしい、POLYSICSらしい締めくくりでした。

1.Heavy POLYSICK
2.Bleeping Hedgehog
3.How are you?
4.Young OH!OH!
5.Mach肝心
6.Much Love Oh! No!
7.踊れHeaven
8.Smile to Me
9.Shout Aloud!
10.カジャカジャグー
11.シーラカンス イズ アンドロイド
12.BUGGIE TECHINICA
EN
1.Let's ダバダバ
2.Electric Surfin' Go Go

こんな時だからこそ「LIVEやりたい」との想いと、特に今回はPOLYだけのLIVEではなく、POLYと清水音泉の共同主催という大きな企画だったし、無事開催できてよかったね、と思う。
今回のイベントは、結果的にそこが一番意味のある事だったんだろうな。
Q太郎さんがPOLYONSENのロゴ入りつなぎだったり、ステージ用にフラッグを作ってたり、このイベントは今後もあるのかな?と期待したり。青木さんのブログを見ると、「今後も関西限定イベントとして続けたい」との事。
http://blog.livedoor.jp/tsutomuat/archives/1613741.html
西日本を盛り上げるためにも、またやってほしいね。またOKAMOTO'Sも呼んでね。

楽しいイベントでした。そして今、この時期にPOLYのLIVE見れて良かったな。
当たり前のように予定されてるLIVE一本一本がとても大切な事を、今回改めて感じました。
次はまたツアーでね。またね。