no more tears no crying / POLYSICS FAN Blog

POLYSICS FAN Blogです。はてなダイアリーからお引越し。

そしてまた色々思う

そんなわけで1999〜2001年あたりのPOLYSICS映像を色々見させていただきまして。
色々と思った事があるわけで。
外見や音楽性の変化ももちろん面白いんだけど、一番印象的だったのは人間性の変化。
主にもちろんリーダー(笑)。
カヨちゃんはね、実はそんなに変わってない気がする。昔から穏やかな可愛い女の子。
フミちゃんはサポートから正式メンバーになったばかりなので、やっぱりまだ遠慮してる部分が見えて、そういった意味では変化があるけど、中身はさほど変わってない気がする。
スガイっちは懐かしいなーと。ドラムスタイルだけでなく、やっぱキャラがヤノ君とはかなり違うからね。
リーダーはね、これは私は昔から書いてるけど昔のリーダーはすっごい生意気そ〜(笑)
なんつーかあらゆる事にナメてるところがあったね。愛想もないし。そんなオレ、カコイイみたいな。
常に面白い事やってやろう精神があったんだろうけど、もの凄い冷めてる部分も見える。あとLIVEでもほんっと、ファンとの間に壁があったってのが凄い分かる。
この時期のLIVE見てると、今のリーダーが別人に見える(笑)いや、マジで。
ポリがここまで長く続くなんて、この当時は思ってなかった人が多いんじゃないだろうか。
ちょいと久々にナタリーのインタビューをプレイバック。

あの頃はライブでもお客さんを見てなかったですね。自分を100%出し切るライブをすればそれでいいと思ってたから、お客さんの反応とか、そういうのはまったく関心なかった。MCもほとんどしなかったし。ライブやるたんびに、今日も自分を超えてやろうみたいなモードでやるんですよね。それが自分のなかでのロックの表現方法だったのかもしれない。だから、お客さんと一枚壁を作ってたと思いますよ、当時は。

前にフミちゃんが何かのインタビューで「今のPOLYみたいなスタイル、昔のハヤシ君だったら絶対嫌いだったでしょ?」って言ってたのが凄い分かる。
ファンの前で面白い事やってる自分が大好きで。今の<ファンを楽しませよう>的な精神は皆無だよね。雑誌のインタビュー等で知ってはいたけど、なんか一気に昔の映像ばっか見て、それが凄い印象的で一番目に付いた。
あれ、何がキッカケでこうなったんだっけ…って思うと、やっぱり一番最初はスガイっちの脱退。そして海外LIVEなんだったね。
そこで、今のやり方じゃダメだって気付いたんだろうなー。
「生意気そう」って書いたけど、最近ではすっかり「実はいい人」キャラがバレてる(笑)リーダー。
うーん、面白かった。こうやって人間性が見えるのも、一つのバンドを長く続けてるからこそ、かもね。
こんな感じの感想を、映像主のかと餅さんにメールしたら
>>20代から30代への10年間て一番変わっていく時期なんでしょうね、人として。
こんなお返事をもらって、ああ、そうだよなーと、またしみじみ。
思えば私も20代前半は相当痛かった事を忘れてた(今も痛いけど痛さのジャンルがまた違う気がする笑)
そりゃ昔の方が良かった的な意見もあるだろうけど、でもこうやって変わってくのは必然な気もするし、悪い事じゃないと思う。根底にある音楽へのポリシーは今も昔も変わってないし。
…ああ、また語ってしまった。
この手の語りは大抵、次の日読み返すと恥ずかしくなって削除したくなるんだけど(笑)。
そんな感じでこのブログはやってます。はい。